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by pannie
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クライマーズ・ハイ



日本アカデミー賞は、『おくりびと』の1人勝ちでした。
まだ観てない(だってDVD発売されてない。劇場行ってない。)ので、何とも比べようがないけど、最優秀助演男優賞に堺さんが選ばれなくて、ちょっと残念。

数年前にNHKでドラマ化されており、それを観ていたのでだいたい内容は判ってました。
若干違うところがあったけど、どっちも面白かった。

御巣鷹山にジャンボが消えたあの日。
真実を伝える為に懸命に走った地方紙・北関東新聞の記者達を描いたこの作品。

事故の全権デスクを任された悠木(堤真一)を中心に動く各担当記者。
現地に出向いたのは、佐山(堺雅人)と神沢(滝藤賢一)。
ジャンボ墜落現場は、想像を絶するものだった。
必死に伝えようと走った二人だったが、あの時代 通信手段は電話のみ。
大手新聞社は無線機を持っていたものの、地方紙は予算が無くそんなものは持たせてもらえない。
なんとか電話を借りて、惨状を伝える佐山・・それを受ける、悠木。
後日、今度は事故原因に世間が注目し始める。
「キタカン」(北関東新聞)が、伝えられたのは何だったのか。

どんなに大きな事件、事故が起きようとも、新聞は毎日決まった時間に刷り上げて
販売所に運ばねばならない。
記者の都合、輪転機の都合、運搬の都合、もろもろの大人の都合・・・
様々な「都合」がぶつかり合う中、どこまで伝えられるか、伝える為にはどうするか。
知らない事ばかりで、いちいち「へぇ!」の連続だった。
あの事故によって、運命ががらりと変わった記者もいる。
反面、どんなに大きな事故も、段々と紙面を占める割合が減っていく現実。
世の中が、日々動いている残酷な感じ。
描き方は淡々としていたけれど、重みのある内容で、ずっしり来ました、

遺族の方々は、この映画をどう観るのだろうと考えました。
堤さんも仰ってましたけれど、興味本位で作れる内容ではない。
私が遺族だったら、この映画をどう思うのだろうか・・。
想像できるわけも無く、私は私で、第三者なりにこの事故をしっかり見ることしかできないのですけど。

この中で、神沢を演じた滝藤賢一さんの迫真の演技は必見。
彼こそが、助演男優賞にノミネートされるべきだと思う。
(ブラッディ・マンデイで、偽医者をやってた人ですよね?)

ドラマもお薦め!





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by pannie | 2009-02-22 00:24 | 映画 (日本)