とことんマイペースに気ままに、観たものや読んだものの感想を残しておく場所


by pannie
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

Good night  And  Good luck

米ソ冷戦真っ只中の1953年、マッカーシー上院議員による不当な共産主義者排除策に真っ向から立ち向かった、CBSテレビの人気キャスター(エド・マロー)と彼を支えたプロデューサー・スタッフ達。

政治的圧力や報復を恐れ、どのマスコミも一切触れようとしなかった中で挑んだ静かなる戦い。
彼らの放送は視聴者の支持を得、これをきっかけに、世の中が少しづつ動き始めた。
が、スポンサー重視である会社との対立の末、エド・マローの番組は終焉を迎える。


歴史的背景が全然判らない人には、もう判らない事だらけです。
興味が無い人には、全く面白くない作品でしょうね。
私自身も、この時代のマッカーシーの取った政策 いわゆる「赤狩り」については、映画やテレビを通して知ったことしかわかりません。

デ・ニーロの『真実の瞬間(とき)』には衝撃を受けました。

『Good night  And  Good luck』も『真実の瞬間(とき)』も、事実を元に
作られてあるので、興味を持って見れば、かなり深刻に問題を捉える事が出来ると思います。


事柄に違いはあれど、今の時代に必要なのは・・というか、いつの時代にも世の中は、エド・マローを必要としているのではないでしょうか。
ある意味、今この時代にこの作品を作り上げたジョージ・クルーニーの勇気と情熱は絶賛されるべきものだと思います。

政治家個人の私生活や金銭問題を取り上げて無駄な時間を割いてる、どこぞの政治家さんやジャーナリストよ。

あんた達全員、この映画を10回は観なさいっ!!!!!
そして、若かりし頃には確かに持っていたであろう、どこかに置き去りにしてきてしまった正義感を取り戻しなさいっ。

ジョージ・クルーニーのお父さんは、アンカーマンだったんですってね。
エド・マローはクルーニー家のヒーローだったんだそうです。

ドアップになるエド・マローの表情や、放送直前の緊迫したシーン、罠にはめられそうになっても絶対に屈しないエドを支えるスタッフ同士の強い信頼感と友情など、スクリーン全体からジョージ・クルーニーの情熱が伝わって来ました。

モノクロ画面の中で動き回る50年代のジャーナリスト達の姿が、とってもカッコイイ。
職場や、男達が集って酒を飲むバーの雰囲気、そこに流れる音楽も何とも言えずカッコイイ。


強力なメッセージを伝えつつ、カッコ良さで魅了する。よく出来た映画だと思います。
映画が好きだと言うならば、とにかくコレは観ておきましょう。


そして・・・・この作品における、ダウニー・Jr度は85%♪ メイキングが観たいっ≧▽≦。
出番は多くないけど、こんな姿をスクリーンで観る事が出来て、アタシは幸せすぎて目が回りそうでした。
何と言っても、このシチュエーションの役は彼でなくてはならんでしょう!!
ったく、いつ観ても甘い男だ。
そうそう。取材時にダウニー・Jrと行動を共にするカメラマンの名前が「チャーリー」。
何気に遊んでるのね~、監督ってば。


b0031606_127824.gif

[PR]
by pannie | 2006-06-17 23:19 | 映画 ロバート・ダウニー・Jr