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by pannie
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死に花

2007年最初の感想は、犬童一心監督の作品にします。

今となっては、藤岡琢也氏と青島幸男氏の遺作となってしまいました。



お洒落で贅沢そうな老人ホームで暮らすお爺ちゃんとお婆ちゃんが、

人生の最後に一花咲かせようぜ~!・・・ってことで、

先に亡くなった友人が計画していた銀行強盗に必死で取り組む話がほぼメイン。

前後に、洒落っ気タップリのエピソードが盛り込まれていて、

老人パワーに圧倒されそうです。

一歩違えばつまらなくなりそうな非現実的な展開が多いにも関わらず、

何故かどの場面も楽しめてしまう。

ギリギリの非現実とでも言いますか。超常現象が一切起こらないファンタジー。

「なんか、こういうことってあるかもしれない・・」 とすら思えてしまう。


年を取ると、それだけ「死」に近付いて行く気がするもんだけど、この映画を観ると

年を取っても、その年々を明るく楽しく生きてりゃそれでいいじゃん!と思えます。

仲間がいて、人から見ればくだらない事でも一生懸命取り組んで、

それが成功しても失敗しても、また何かすりゃいーじゃん。みたいな。


なんかどっかありえない感じなんだけど、全てがきちんと現実の中に納まっている。

「生きる」も「死ぬ」も良くするのは自分だなって思わせてくれます。


作品中、自分のお葬式を生前にプロデュースしちゃうってエピソードがあります。

可能なら、私もあんな風に送られたいわ~。
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by pannie | 2007-01-08 02:24 | 映画 (日本)