パイラン(韓国)
2004年 11月 03日
浅田次郎の「ラブ・レター」の映画化だそうですが、原作は読んでいません。まったくの予備知識を持たず観ました。借りたのはカンヌのすぐ後。北の隊長さん姿しか知らないので、観ておかないとナ・・って気持ちで(笑)
パッケージの売り文句が、どーも好きになれず借りずにいたのですが、もっと早く借りれば良かった!!よかったぁ・・・。
うだつのあがらないチンピラのチェ・ミンシクはもちろん、パイランを演じたセシリア・チャンが良かった・・・・(涙)
彼女には「星願」で号泣させられておりますが、このパイランでもまたまた涙、涙でした。
セシリア・チャンの顔って、あとひとつ何処かが変わると美人ではなくなる微妙なバランスだと思うのです。
このバランスだから、この美しさというか・・。日本人の女優さんだと酒井美紀ちゃんの雰囲気に似ている気がする・・のは私だけ?
彼女の最大の魅力は透明感かなぁ。そして、顔からはイメージできないハスキーな声。
「パイラン」では拙い韓国語で手紙を読んでいるのだけれど、この彼女の声がすごく素敵。
そして、それを読むチェ・ミンシクのむさくるし男の姿。何故か美しい・・・。
セシリア・チャン演じるパイランの健気で純粋な姿とは対照的な男の姿が、何故か美しく観えましたよ。単に映像の美しさというよりは、2人の力が合わさって、その場面を透明にしてしまったような、そういう美しさでした。2人の存在感なのかなぁ。
とにかく、観てよかった。、また観たいです。セシリア・チャン、綺麗でした。
by pannie
| 2004-11-03 10:57
| 映画 (韓国)