とことんマイペースに気ままに、観たものや読んだものの感想を残しておく場所


by pannie
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カテゴリ:映画 (日本)( 64 )

天国の本屋 恋火

「ワンダフルライフ」について書いたら、「天国の本屋」の話題が出たので。(藍*ai さん、話題をありがとう)
この2作品、匂いが似てます。

「天国の本屋」で突然アルバイトをするハメになった、リストラされたピアニスト町山健太(玉山鉄二)。訳が判らぬまま、店長(原田芳雄)の言いなりになるしかなく、仕事を始めます。

そこは「地上」で言うと田舎町。美しい田園風景と、広い道、広い家。町並み。
様々な人が生活するその町で、ピアニストだった桧山翔子(竹内結子)と健太が出会います。
翔子には、「地上」に翔子ソックリな姪・香夏子がいます。翔子と健太が「天国」で出会うのと同じ頃、「地上」では香夏子が翔子の過去に大きく関わる人物と出会おうとしていました。
「天国」と「地上」。同時進行で、翔子が現世で抱えてしまった傷を癒す道が少しづつ開かれるのです。

「恋火」とのタイトルからもわかる通り、花火が鍵になっています。
そして、花火を生み出す人が、一番の鍵。
この花火師を香川照之さんが演じていますが、流石!「役者っ!」です!
演技もすごいが、衣装も凄いぞ。あんな服(下着?)、どこで見つけてきたんかと思いましたヨ。
これが又、似合ってて・・・。
竹内結子と香川さんの二人芝居があって、ここが大変見応えがあります。
私、竹内結子が上手いかどうか、いまひとつ決められないんですけど(別に決めなくてもいいが)、このシーンはめちゃめちゃ迫力ありました。香川さんにググッと引っ張り上げて貰って、そうとう力も入っていた事でしょう。
特典で、監督さんも言うてはりました。このシーンはスゴイ。と。

この監督さん、「深呼吸の必要」と同じ人なんですね。(しまねこさん、情報ありがとう)
なるほど、良く似た雰囲気してます。両方に香里奈ちゃんが出ています。
香里奈ちゃん、とてもよい感じの女の子です。

出来ばえとしては、あと1歩・1味、何かが足り無い様な感じをうけましたけども、私は好きです。
特に何が好きかって、本屋のセット!!舞台での芝居を観ているようでした。
あの本屋、実際にあったら行きたいわぁ。
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by pannie | 2005-09-28 00:34 | 映画 (日本)

隠し剣 鬼の爪

誰にも「この監督は、ツボなんだなぁ・・」って監督が、一人や二人はいるんじゃないかと思います。「こういうストーリー展開、ツボなんだなぁ・・」とか、「こういうヒロインに弱い」「こんな男性の描き方に弱い・・」とか。
山田洋次監督は、まさにワタシのツボ。いや、トラさんシリーズを全部観ているとか、そんなんじゃなくね。「幸せの黄色いハンカチ」「遥かなる山の呼び声」「学校」シリーズ。特に「遥かなる山の呼び声」は、大大大好き。ラストでは、いっつも目が腫れそうになります。『たそがれ清兵衛』にも号泣でした。
『隠し剣 鬼の爪』。永瀬君と松たか子ちゃん、吉岡秀隆君に田畑智子ちゃん。キャストも文句無し。松たか子ちゃんファンとしても楽しみにしてました。ようやく観ました。『隠し剣 鬼の爪』(なぜか連呼)。

『たそがれ清兵衛』を更に練り直して、もっと「愛情」部分に重きを置いて作った・・と、申しましょうか。欲が無く、質素につましく暮らしているお侍さんの生き様です。
これは、評価が分かれる物になったのではないでしょうか。片桐と言う侍を永瀬君が演じていますが、清兵衛と片桐の設定がそっくり。違うのは、片桐が独身であること。他にも「微妙に違うけどそっくり」な設定が幾つも見られ、この部分で「清兵衛の焼き直し」「二番煎じ」と受け取られ、低い評価になってしまう面があるのではないかと思います。キャストも被らせてあって、ここは監督の遊び心なんでしょう。これが嫌な人は、絶対に良い評価にはならないでしょうね。

さて。私はどうだったかと申しますと。結局、最初の言葉になりますが「山田監督はツボ」なんです。コレはこれ。大変感動いたしました。ドドド・・っと押し寄せるような激しい感動ではなく、じんわりとした静かな感動。
どうしても「清兵衛様」と比べてしまって困ったもんだぁな・・と思う面が多くあったのは確かです。観る前は、真田さんの深くて重みのある芝居に永瀬君がかなう訳無いよな・・とか思っていましたし。ところが。意外や意外。この永瀬君がなかなか良かった。腰の据わったというか何と言うか。まず、声の出し方から意表を突かれてしまいました。立ち居振る舞いも堂に入ってます。この時点で、ワタシの評価は簡単に上がるワケです。単純!(笑)
で、やっぱし松さんは美しい。可愛い。上手い!!控えめで一生懸命な娘を見事に演じ切ってました。
身分違いの恋。最初はピンと来なかったのですが、そうか。士農工商ってのがありました。農民の娘で、お侍さんの片桐の家に奉公に来ていたきえ(松)と片桐(永瀬)の恋は、叶うわけも無い物だったんですねえ。片桐を「旦那はん」と呼び、せっせと奉公するきえの姿は、なんとも健気です。そんなきえを 妹のように慈しみ大切に思う片桐の優しさ。・・・沁みます。
途中、片桐は藩命を受け刺客となります。斬りたくない相手を斬りに行かねばならない。そして、相手の最後はあまりにも呆気無く・・。清兵衛様の場合、斬り合いシーンがやや長すぎた感があった様に感じたのですが、コチラは呆気なくてビックリ。
しかし、斬り合いの最後からラストまで、ここで一気にスパートが掛かったように見せてくれました。このあたりまで、タイトルの「隠し剣 鬼の爪」って一体何なん?って思ってたんですけど。なるほど、そういう物だったのか。納得。

焼き直しだ何だと言われようと、私は大変好きな作品です。(結局、いっつもこう書いている気がする・・)
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by pannie | 2005-09-11 01:46 | 映画 (日本)

ロボコン

赤くて丸くて、腕をグルグル回す、あのがんばれロボコンではありません。^^

年に1回か2回、教育テレビとかで放送している「ロボットコンテスト」ってご覧になった事ありませんか?
工業系の学校のクラブ活動なんかで、ロボットを作って競技する、アレです。
毎年競技が変わって、その競技に必要な技術を備えたロボットを考案し、自分達で作って競い合うわけです。
実は、密かに、たま~に見てます。結構面白いんですもん。機械が好きな男の子は見てるんじゃないでしょうか?

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その「ロボコン」で優勝を目指して頑張る、落ちこぼれ四人組のサクセスストーリーです。
ずっと前になんかの予告で見て以来、気になって仕方が無かった。
メンバーが豪華なもので・・。
小栗旬君だし。長澤まさみちゃん、伊藤敦史、塚本高史!
ほんで、鈴木一真にうじきつよし、荒川らら、ゲストに吉田日出子。
豪華でしょっ!?

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」系統が好きな人なら、きっと好きですよ。
なんか、ロボコンなんて結構地味っぽい・・って思っていたら大間違いですわ。
機械音痴のアタシからすればアナタ。
ネジみたいなんの部品からサイズ測って手作りされたりしたもんだから、そりゃービックリでしたよ!
最後の技なんか、もうドキドキしっぱなしで。
思わず「ウォッ!!」って声が出ちゃいましたから。
小さくガッツポースまで(笑)

コンテスト出場の為のメカを作る合宿のシーンがあるんですが、これが笑えた笑えた。
笑い上戸なんで、ケラケラ笑ってしまいました。
青春やなぁ~~~~~。

注:笑いのツボは人それぞれなんで、あまりココに期待しないでね。

元気になりたい時にオススメ!
元気になりたくなくても、いつか観て頂戴!
あなたにも、こんな時代があったんだよ。
私にも、あった・・と思う。
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by pannie | 2005-05-05 14:06 | 映画 (日本)
新年があけたと思ったら、もう18日。
皆様、ご挨拶が遅くなりました。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m

今年最初の映画日記は「ハウル」で行きます。
ご多分に漏れずジブリ大好き人間です。ハイ。一番好きなのは「天空の城ラピュタ」です。
なんかジブリを語る時、「ナウシカ」派か「ラピュタ」派か・・って話がよく出ませんか?(私の周囲だけだろうか・・)
もちろん「ナウシカ」も好きなんですが。「ラピュタ」のパズーとシータがツボなんですね。
あ、そんな事はよいとしまして・・^^;
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ハウルです。ハウル。 あの、みょ~~~~~・・な建物が、どう動くのか・・と興味津々でした。
ハウルの声も、木村拓哉さんがどう演じるか。
【木村拓哉が声って、どうよ!?】と思った人、沢山いたと思います。当然、ワタクシもです(笑)
わざわざキムタクにしなくても、「ジブリ」っていうブランドで、十分動員できるやろうし、何より「声優」を使えばいいのに。・・と思ってました。
フタを開けてみれば、やはりキムタクで正解やったのかも。
いや、木村君頑張ってました。ナルシストな甘い雰囲気を上手に出して演じていたと思いました。
倍賞千恵子さんも、少女から老婆まで、幅広く違和感無くて上手いな~~と思いました。
美輪明宏・・・・・サイコーーー!!≧▽≦ 流石でしたっ!!
あのヘンチクリンな犬が原田大二郎さんだったもんで、これもサイコー♪
いや~~、もしかしたら、声としては原田さんが一番だったかも(笑)
それとカルシファーも良かった。城の動きも私は気に入りました。


んで、肝心の中身なんですけれど・・・・。う~~~・・・・。
悪くないけど、良くもない。(感動した人、ごめんなさい。m(__)m!)ん~~~・・・・。色んな所でツメの甘さが見られました。(私は、そう思いました)
特にハウルの性格の描写がとても曖昧。かつての師匠、サリマンを怖がってるって設定だけれど、な~~んか説明の描写が物足りないなぁ。
だから、ハウルがソフィーに出会って「守るべき者」を見つけ、逃げない自分になろうとしているあたりも、どうも共感し辛かった。
その点、「天空の城ラピュタ」のパズーはめちゃくちゃよく描けてる!!!
「シータを守りたい」と強く心に決めて、成長していくパズーの姿が感動的に描かれていたと思う。ムスカの高慢で意地悪で強欲なキャラも強烈に印象に残った。

よく言えば、曖昧に描く事によって、観る人それぞれが自分で理由をつけられる・・っという面はあるだろうと思う。
例えば、ソフィーは最初腰が曲がったおばあちゃんなんだけど、場面によっては背がピンとしたお婆さんだったり、おばあさんと少女の中間みたいな感じだったり変化する。それはソフィーの心の変化に伴っているのだけれど、じゃ、どんな時にソフィーは背が伸びたのかって理由は人それぞれ思う所が違うと思う。
それはそれで悪くはないけれど、ちょっと曖昧過ぎるような気がしました。

結局、「やっぱりラピュタやなぁ」って感想に終わってしまってちょっと残念でした。
そんな風に思ってしまった私。キムタクに声を演じさせる事で10代~20代の観客を集めようとしたのかな・・なんて余計な詮策してしまいました。
んが・・・・悔しいことに、日が経つと「もう1回観たいな・・」と・・・
あ゛ぁ゛ァ゛・・・・・これが「ジブリマジック」なんですよねえ。

ps...忘れてました!マルクル!「待たれよ」・・・可愛かったねー。上手いっ!!才能は怖い。
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by pannie | 2005-01-18 18:08 | 映画 (日本)