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by pannie
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カテゴリ:拝啓、父上様( 3 )

拝啓、父上様 最終回

さて、このドラマの余韻がまだまだ残ってて抜け出せていない私です。

今クール、このドラマが一番良かった!
視聴率はあまり伸びなかったようだけど、そんな事はどーでもいいわ。
こんなに人間味に溢れて愛があって優しいドラマを見なかった方々、勿体無い事してます。
それぞれ好みがあるので言い切ってはいけないと判ってはいるけれど、どうしても言いたい。
きっと、何かを損してしまってます!

一平は自分の父親が津山(奥田瑛二)なのではないかと想像していました。
ナオミとのデート現場に偶然居合わせたナオミの父親を紹介される羽目になった一平、父親の姿に息を呑みます。
なんと、ナオミの父親は津山でした。なんと!!何と言う事か・・・
あまりのショックで一平は言葉を失い、ナオミは訳が判らない。
ナオミと自分は異母兄弟なのだろうか?・・・・?

観ていた私は「韓国ドラマかい!」と突っ込みましたが。

雪乃ちゃんに父親は津山なのかと詰め寄ってみたものの、雪乃ちゃんは頑として真実を明かしてくれません。
一平は、とうとうキレてしまって雪乃ちゃんに「もう会わない」宣言をしてしまいます。
あの柔和な一平が本気で怒ってました。そんなにナオミが好きなのね。
でも、ナオミには何も言わないままってのはズルイ子だ。
その場しのぎのウソの一つもつけないなんて。
好きな女の子に訳が判らないまま寂しい思いをさせて。
ま、そういう所が純粋というか擦れてないというか、一平の魅力なのでしょうけれどね。

竜二さんに愚痴る一平は可愛かったですね。
竜二さんも面白かった。「韓国ドラマみてーだな」って!(笑)
一平が愚痴った場所は、料亭坂下の若女将律子の幼馴染・小夜子が女将をしている店で評判が良く繁盛している。
幼馴染・小夜子役に加賀まり子さん。
この加賀さんが良いんだ!!!

坂下の売り渡しの話が表に出て以来ずっと悪者だった律子。
影でアレコレ言われ、夫からもちょっと煙たがられ、お母さんを追い込んでしまった律子。
その律子は、誰も知らないところで一人で戦っていたのでした。
竜二さんがチラリと女将行方不明の時に「律子さんは一人で色んなものを背負ってらっしゃる」と話していた事がありました。
まさに、その通りだったわけで・・。

ある事件をきっかけに、律子とは犬猿の仲となっていた小夜子でした。
ところが坂下を閉めると決めた後、律子は小夜子の元を訪れていました。

「自分のところ(坂下)ではもう雇い続けられない従業員を、ここ(小夜子の店)で引き受けて下さい」

と、両手をついて小夜子に頼んだのだそう。


『泣けちゃったわよ・・』 と言う小夜子の台詞に、私も泣けた~。
律子の誰にもいえない苦悩や悲しみを、小夜子の台詞だけで伝えてくるなんて。
その場面の加賀さんが、とにかく凄く良かった。
思い出しただけでも、律子に感情移入して泣けてきます。
ここでも、また「女」を見せ付けられた気がしました。
このドラマの女達は、みんなカッコイイ。 あ~、エリとナオミはまだまだですが。

結局、一平は雪乃ちゃんと津山の二人にナオミとの橋渡しをしてもらう形になりました。
それぞれから、父親は津山では無いと聞かされ、安心したものの少々残念でもあり・・。
それにしても、結局最後まで雪乃ちゃんは頑として父親を隠し通したんですが。
一体誰なんだと観てる方も気になるんですけど~。
そんな事、気にしてはいけないのかもしれないですね。

津山と雪乃のお陰で、一平はもう一度ナオミに会おうって気持ちになる事が出来、二人はめでたく再会します。
パリへ修行に出ると決めたナオミは、日曜日にもフランス語だけで会話すると決めていました。
再開した日は日曜日。ナオミとは自然と筆談になってました。
その入り方がとても自然で微笑ましくて、可愛らしかった。
あの二人は、これからも可愛らしく時間を積み重ねて行くのでしょうね。


坂下の隣家の取り壊しが始まる前に、女将(八千草薫)を急遽施設に入所させる事にした律子夫婦。
なぜそんなに急だったか・・。
それは、隣家の取り壊しの音があまりに大きく衝撃的だったから。
あの音は、女将に聞かせるわけにはいかないね・・。
予告で取り壊されているのは坂下なのかと思ってたけど、違ってちょっとホッとしました。
確かに、神楽坂は壊れていくのだけれど・・。


坂下を去ると決めていた竜二さんから新しい包丁を送ってもらった一平。
竜二さんは去ってしまったけど、いつもの様に慌しい朝を向かえて一平は坂下で働きます。
少しづつ変わり始めているけれど、今、坂下はまだ神楽坂にあるわけです。

こんなラストで良かった。
変わり行く神楽坂を嘆き悲しむだけじゃない終わり方で良かった。

何度も観たい、観て、人の温かみを感じたい・・ステキなドラマでした!
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by pannie | 2007-04-07 09:15 | 拝啓、父上様
あっと言う間に、気が付けば第9話。
感想書けないまま、ここまで進んでしまいました。
このドラマ、あまり視聴率が良くないようですが、とってもいいんです。
素晴らしいドラマなのに、どうして皆見ないのかなぁ。
人の心や気持ち、人と人とのつながりの温かさを教えてくれます。
人と人のつながりって、何が間違ってて何が正しいかという単純な判断で決められない。
みんな、胸のうちに多くの思いを抱いて生きてるのよ、もっと認め合おうよ、
互いを、もっと知り合おう・・。
特に、家族ってどんなもんだろう・・って事を、静かに考えさせてくれます。


3話では、坂下の女将(八千草薫)と熊沢のだんなの本妻(森光子)のシーンに私は
大泣き。。。
愛人である女将を、わざわざ夫の葬式の後に訪問する本妻って・・
どんだけ恐い事態になるんだろうとハラハラしたのだけど。

ここが、安っぽいドラマとは全く違うところでした。

愛人を目の前に、全く取り乱すことなく、それどころか

「あわただしくて気が回らず、連絡も差し上げずに申し訳ない」

と、余裕の一言。これがまた、嫌味でもなんでもなく、心底女将を思っての言葉で・・
森光子さんの凛とした本妻ぶりに、完璧にやられてしまいました。
凄いです。こんな女でありたいです。
あのシーン、ほんっとに素晴らしかった。


4話~5話にかけて、坂下を閉めて新築高層マンションに店を新しく構えようとしている若女将の律子(岸本加代子)に氾濫を起こした女将が家出し、雪乃ちゃん(高島礼子)の家に転がり込んだ。
誰にも知らせないでと女将に頼まれた一平(二宮和也)だけど、結局隠し通せず・・。
竜二さん(梅宮辰夫)に、女将が雪乃ちゃんの所に居ると言い当てられてしまった。
一平は、大騒ぎになっているのに女将を隠し通そうとした雪乃ちゃんを思い、竜二に「雪乃ちゃんを、叱らないでやってください・・」と、小さくつぶやいて頼む。
それを聞いた竜二は、『叱るもんか。褒めてやりたいくらいだ。』

ここの場面も、ほんっとうに、ほんっとうに良かった。

竜二さんは、みんなの気持ちを凄く判っていて、若女将の律子の苦しい立場や心の内も思いやって、一平にもそこを静かに説明して諭す。

昔ながらの料亭・坂下の歴史を変えたくない、無くしたくない女将と、生き残る方法として新しい坂下を作るしかないとの決断に達した娘の律子。
坂下を思う気持ちに違いは無いけれど、現実を目の当たりにしている律子の必死さは、母である女将には伝わらない・・二人とも、もどかしくて仕方が無い。
従業員のほとんどは女将の気持ちに寄り添っていて、律子は悪者になってしまって。

そんな中で、一平にほのかな想いを寄せている律子の一人娘でゆくゆくは坂下を継ぐ存在のエリ(福田沙紀)と一平をデートさせようと企む女将。
ところが、一平には好きな子(黒木メイサ)がいて、クリスマスイブのブッキング。
一平は、エリとのデートに弟分のトキオ(横山裕)を行かせた。
これに大いに傷付いたエリは、夜遅くまで家に帰らず、これが又大騒動となり・・

泣きじゃくるエリを自分の店で見てやっていた雪乃ちゃんを、一平の目の前で律子が侮辱する。
娘を思うばかりに思わず出てきてしまったのだろうけど、普段から見下してなければあんな言葉は出てこないと思う。

「母親失格ね」・・・。

ひど過ぎる。
この言葉に、グッと息を飲み込み一言も返せなかった雪乃の顔が・・たまらん><
そして、母親が目の前で侮辱されていて、その原因が自分にあるにもかかわらず一言も反論できず、ただ黙って突っ立っていた一平は、自分が歯がゆく。

これが、8話のラストだったのだが、ここでも私は不覚にも又涙・・。
娘を思う律子の気持ちも、判ってしまうからややこしい・・
自分の中でも、ドラマを見ながら色んな思いが交錯して収拾付かなくなってしまう。


そして、8日放送の第9話。

あわただしい年末を超えて迎えた新年、元旦の夜。
女将が、とうとう壊れてしまった。
坂下が無くなってしまう寂しさ、悲しさ、悔しさが、女将を壊してしまったのか?
律子は、女将が運び込まれた病院の待合で、雪乃と一平の前で声を上げて泣いた。

「私が、お母さんをあんなにしてしまったの?

 私が、お母さんを あそこまで追い込んだの?・・そうよね。」


先週、雪乃に向かって「母親失格ね」と言い放った律子が、雪乃の目の前で 己を責めて泣き崩れている。
その姿を、ただ黙って息を呑んで見守るしかない雪乃と一平。

切ない、苦しい、やりきれない。
そんな場面なのに、そこには人を思う愛が溢れていて、それを感じるからこそなお、悲しくてたまらなかった。


部外者から見れば、一軒の料亭が新しくなろうがそのまま残ろうがどうなろうが、大したことではない。
でも、そこに生きてきた人達にとってはこんなにも大きな問題で、多くの想いが入り乱れて、みんなが苦しんだり悲しんだりするんだな。


全然知らない世界だった。

このドラマ、いったいどんなラストに向かっているのか・・?
そして、一平は父上様と会えるのか?
一平の初恋は、実るのか?


ぜったい、最後まで見届けなければ!
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by pannie | 2007-03-11 01:22 | 拝啓、父上様

拝啓、父上様 1~2

「優しい時間」も良かったですが、こんなテイストも私は大好き。

二宮君の語り口が、ちょっと「純」(何のでしょう?)っぽいって声も、あるような無いような。


開発計画が水面下で進んでいるらしき東京の神楽坂。

そこの料亭「坂下」で働く一平(二宮くん)は、実母を「雪乃(高島礼子)ちゃん」と呼び・・呼べと言われているのだけど・・

父親が誰だか知らない。

また、「坂下」の大女将(八千草薫)は政界の大物熊沢(小林圭樹)の公認の愛人(?)で、一人娘の律子(岸本加代子)が「坂下」をの女将として切り盛りしている。
律子の夫・保(高橋克実)は「坂下」二番手の板前で、花板は竜次(梅宮辰夫)


・・・他にも色々出てくる。

ちょっと出演者が多いのよ~~。

初回で把握できたのが不思議なくらい。


とにかく、着々と進みつつある土地開発から、一平は「坂下」を守れるのでしょうか?

ってな、そういう話を軸にして、血のつながりや家族の関係、義理と人情と優しさ・・・そして、ほんのり初恋・・・を、描いていくのだろう。


展開がめまぐるしく、人が多いので目を離すと置いて行かれる。

ジェットコースター型恋愛トレンディドラマばりの、早さ。

ゆる~~いのかなぁ・・って思って見始めたのですが、ポンポン先へ進むので目が離せません。

しかも、決して雑ではない!ここが好き。

やたらセリフで説明しまくるわけじゃなく、きちんと行間を読んで気持ちを汲み取る空気が漂う。

熊沢が死んだ夜、通夜に参列できない立場の大女将達が悲しかった。

あれは、泣けたっ。


3話も楽しみです!
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by pannie | 2007-01-23 23:24 | 拝啓、父上様