とことんマイペースに気ままに、観たものや読んだものの感想を残しておく場所


by pannie
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カテゴリ:風のガーデン( 3 )

風のガーデン 最終話

今頃なんですが、遅れてもちゃんと書き留めておきたいので。
いいドラマでした。

「娘とヴァージンロードを歩きたかった」望みを叶える為の仲間達のお芝居と手紙を読み上げるナレーションとが重なる場面、すごくステキでした。
冒頭にこのシーンを持ってくるなんて、なんてセンスが良いのでしょう。
安っぽいドラマだったら、前半は皆があくせく汗汗って準備に奔走したりして。
で、最後の15分くらいを使って結婚式のクライマックスにしちゃうんじゃないかな~・・と、思うんですけど。
そんなんだったら、いかにもお涙ちょうだいで興ざめだったでしょう。
騙す方も騙される方もウソだと承知の上での茶番劇。
茶番であっても、そこには溢れんばかりの愛と友情がたっぷり。
泣けましたヨ・・・・。
ルイの気持ちもわかる、貞三じーちゃんの気持ちも、友達の気持ちも、去り行く貞美の気持ちもわかるような気がする。
こんなウソはあっても良いと私も思いました。

岳君は、いつまでもずっと貞美を天使のガブさんだと信じて生きていけますね。
こういうウソだって、貞三じーちゃんとお姉ちゃんとお父さんの愛があるからこそ。
家族にしか出来ない判断であって、だから正解なのだと思います。
岳を愛して、理解して、優しく守っている貞三じーちゃんもルイもガブさんも、みんなとってもステキでした。

いよいよ貞美と会えなくなると切羽詰った内山妙子/ランちゃんの行動には、私は呆れてしまった。
押さえ切れなかったんでしょうけどね・・。気持ちはわからんでもないけどねぇ。
貞美が「内山君」って呼ぶ旦那をほうぽっといて、よくまぁ来れたもんだわ・・往生際悪いよなぁ・・。と。
冷たいですかね、私。
でも、貞三さんが優しい口調ながらキッパリと断ったことで、なんだか私は胸がスッとしました。
そこでしつこく主張しなかった妙子も、最後は潔くてよかった。
そうでなくては。人として。
結局、最後は家族。
家族の繋がりの強さを見せ付けられた場面でした。絶品。

もうそんなに長くない状態になった貞美の姿を観ながら、「死んでいくのか・・」と思いつつ、人が死ぬという事じゃなく、生きるという事を考えていました。
今そばにいる家族に自分は何が出来るのかな・・とか。
きっと、何か特別でっかいこととかしなくても良いんでしょうね。
そばにいて、笑って泣いて言い争ったりしながら、いつまでも繋がっていることなんでしょうかね。

倉本さんの作品は、観ていない物の方が多いし、若い頃にはよく判んないと思ったんです。(「ライスカレー」とか)。
けど、今はス~っと入り込んで行ってしまう。
あ、「北の国から」は、もちろん好きです。
「優しい時間」「拝啓、父上様」も素晴らしかったです。
もうテレビドラマはやらないって仰ってたようですけど、また作って欲しいなぁ。

そして、最後。

この作品において、緒形さんの存在の大きさははかりしれない物がありました。
亡くなってしまって、本当に残念です。
だけど、この作品の貞三さんを残して下さったことに、ドラマ好きとして(生意気ですけど)本当に感謝しています。
心から、ありがとうございますと言いたいです。
最初から最後まで、心の奥底まで沁みる作品でした。









貞美ってのは、どうしてあんなにモテたんでしょうかね。
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by pannie | 2008-12-29 23:46 | 風のガーデン

風のガーデン

昨日の放送、たった今さっき録画したのを観終えました。

緒形さんの台詞の一つ一つが沁みます・・。
命の期限を知ると言う事の重み、命のはかなさ。
どんなに小さなことであれ罪の重さ。
そして、許す心を持つ事がいかに大事か。
許される事、許す事で、どんなに人が救われるか。

いっぱい考えさせられました。
今までの放送で、一番泣けてしまったな。
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by pannie | 2008-12-05 12:53 | 風のガーデン

風のガーデン 第一話

観ました。待ってました。倉本聰さんのドラマだから。
前作『拝啓、父上様』で、毎回ポロポロと涙を流しては感動してたのが、1年半も前の事なのね。
若い頃は判らなかったけど、父上様を観て、倉本さんの作品に圧倒されてしまいました。
まさか、緒方拳さんの遺作になるとは思いも寄りませんでしたが、とにかく今日の初回放送が待ち遠しかった。
今回、語りは神木クンなのね。
サプライズは平原綾香の演技!上手くてビックリ。

ドラマってのは、初回は登場人物の紹介がメインになるのは判ってるのだけど、倉本さんの見せ方は極上です。
台詞は全て普段の日常会話。しらけるようなわざとらしい説明的台詞は無し。
説明も、全てちゃんとしたごくフツーの会話になっているのが、聞いててスッと入って来る。
緒方さんと中井さんの関係を、ちょいと物忘れが多くなった大滝のおじいちゃんの可愛い質問攻めで描写していたのは笑えた。
あーすることで、すごく重くなりがちな絶縁状態の父息子の関係が、そんなに重くないような印象になる。
本当は重いのだけど、さらっと流して日々を過ごしているように見える。

そして、仕事場の見せ方が素晴らしい!!
演出家は宮本理江子さんと言う方らしい。
富良野の医者(父)と東京の巨大病院の麻酔科医(息子)。
同じ医者でありながら、その仕事環境は全く違ったもので、人との関わり方も生き方も違う。
この2人、最終回でどんな感じになっているのかな・・。

最も胸を打たれたのは・・
緒方さんと神木クンの関係。
緒方おじいちゃんの、ちょっと特徴がある孫に対する関わり方、話し方。
黒木メイサとの会話も最高♪

それにしても、いつもそうだけども、1つのドラマに盛りだくさんの題材。
これが、最後にどうなるのかなぁ。
はぁ~・・。
来週まで、長いなぁ。
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by pannie | 2008-10-10 00:36 | 風のガーデン