とことんマイペースに気ままに、観たものや読んだものの感想を残しておく場所


by pannie
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<   2005年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧

b0031606_0132190.jpg↓のブログでお友達のmokaちゃんが書き込んでくれた「マシュー・ブロデリックとニコール・キッドマンの映画」。これがとっても気になって仕方が無かったので、調べてみたらあった!「ステップフォード・ワイフ」 私が住んでいる地方では残念ながら公開は終わってしまってるみたい。もう、全然ノーチェックだったわ。なんということか!!ジョンジェとトニーに気を取られているうちに・・・。しかも、これって結構キャストが豪華よっ。ベッド・ミドラーですよ。クリストファー・ウォーケンですよ。なんだか面白そう。観た人の評価は・・まぁまぁってとこなんだろうか。面白くないと酷評してる人もいるけど、どんな作品にもあることだから、人の評価は話半分で聞いておきましょ。 

b0031606_034568.jpgマシュー・ブロデリックって誰やねんっ!?・・・・って方に、ちょっと紹介しておきましょうか。
ニコールの横におる人です。最近、太っておじちゃんになってしまいました。んが、彼は若い頃は大変可愛かったのよ。で、演技に定評があって80~90年代はいくつもの主演をこなしてます。舞台でも活躍してて、人気あるんですよ。
デビューは「ウォー・ゲーム」。若い人はご存じないかもしれませんが、当時大変話題になった作品です。子供がネットでゲームしてたら本当に戦争になっちゃった!みたいな話。
「飛べ!バージル プロジェクトX」では、賢いゴリラ(オラウータン?)を守る生物研究者、「ファミリー・ビジネス」では代々泥棒の一家の息子(祖父がショーン・コネリー、父がダスティン・ホフマン)。
「ゴジラ」でジャン・レノに追っかけられる学者やってました。
b0031606_0505663.jpg「恋におぼれて」では、メグ・ライアンと二人、自分を振った相手をストーカーまがいに監視してました。「ケーブル・ガイ」ではジム・キャリーにストーカーされてました。(笑)

どうですか?一度は何かで観たことありませんか?
あたしは、ロバートが一番になる前まで、ずっとマシューが一番でした。今は2番ね。当時は、チャーリー・シーンやトム・クルーズが大人気でね。マシューもロバートもあんまり知られてなかった。そこがまた魅力だった(!)
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彼の作品で、是非是非、とにかく一度観て欲しいものが二つあります。
ひとつは「トーチ・ソング・トリロジー」。もう一つは「グローリー」。
特に「グローリー」は出来るだけ沢山の人に観てほしい。南北戦争時、黒人部隊の隊長を勤めた白人の実話。最近の韓流ブームで「シルミド」や「ブラザー・フッド」に心を打たれた人なら、きっとこの作品にもグっとくるはずです。デンゼル・ワシントンは、これで新人賞受賞後「マルコムX」へ登りつめました。モーガン・フリーマンも出てます。めっちゃいい役です。
同じ国の中で起こった戦いの中、白人部隊の盾となった黒人部隊。こうやって書いてるだけでもグラっと来てしまいます。数ある戦争映画の中で、これが一番好きです。
マシューの作品の中でももっとも売れている作品のようです。参考

なんか、マシュー・ブロデリックのことばっかり熱く語ってしまいました。タイトルから大きくずれてしまったな。ま、いいか。
「ステップフォード・ワイフ」はレンタルの旧作待ちってことにします。(^^)v
では、おやすみなさい~。
  
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by pannie | 2005-05-25 00:52 | 映画 マシュー・ブロデリック
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今年は観たい映画が目白押しで困る。結局、まだ一回も映画館へは行けてないけれど、あれやこれやと思いを巡らせているだけでも十分楽しいから良いのです。
ショーンの作品は絶対映画館で観たい! 去年の「21グラム」は行けなかったけど、「I am Sam」「ミスティック・リバー」は観に行ったし。
ずっと昔、「俺達は天使じゃない」「カジュアリティーズ」で魅せられて以来、できるだけ頑張って彼の作品は観るようにしているから。
ハリウッド俳優で3番目に好きだから! ちなみに、1番はロバート☆ 2番がマシュー・ブロデリック。マシューはもう舞台俳優しかやってくれてないから、スクリーンでは観れないけど。
というか、何年か前までは、自分ではマシューが一番だと思ってたのだけどなぁ。
「アリー・マイ・ラブ」にロバートが出てきてしまったのがイケナカッタわ(笑)。
で、3番がショーン・ペン。長年この位置は変わってないなぁ。で、スクリーンで一番多く観てるのもショーン。ロバートもマシューも公開作品が少ないし、デッカイ作品に出ないし・・・(悲)
ロバートが出てた「ゴシカ」はホラーだったし。(ホラーは観れません!)
とにかく、これは映画館で観たいぞーーーーーー。 

あと、8月には、シネマコリアに行きたい。今年の上映作品はまだ決まっていないようだけれど、ジョンジェ作品が来るなら絶対行くのだ。 ジョンジェのが出ない場合は、ちょっと考えるかも・・。 土日に観に行くのは気が引けるからなぁ。今は、まだまだ3人が小さいから。
そのうち、大きくなったら気兼ねなく行ける様になるでしょうしね。ま、その時を楽しみに待つとしましょう。

ザ・インタープリター公式HP
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by pannie | 2005-05-18 00:32 | 映画 (欧米)
昨日は「オーバー・ザ・レインボー」について書きましたけど、自分が書いたブログを読んで、なんか妙な余韻に浸ってるワタシです。(笑)
この作品、展開が読めて、しかも結末まで途中でわかってしまうストーリーが苦手な人にはオススメできません。(笑)
でも、韓国のホンワカ作品は、このあたりが魅力なんじゃないかな~。

それと、幾つもの作品に共通する設定がありますよね。
韓国作品は「記憶喪失」がお好きなようですね。そして、「写真」。あと、「雨」かな。
韓国ドラマを観ないのでわかりませんけど、かの「冬ソナ」だって記憶喪失でしたよね?
唯一観た「イブのすべて」も記憶喪失になるヒロインがいたし。

何を書こうとしたのか、なんか判らなくなってきましたが・・・^^;;;;
なんというか、韓国の作品の匂いはとても心地良い。っと。
あ、流血ものはもちろん除きますが。

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次に観たいのは「先生、キム・ボンドウ」。 去年のシネマコリア2004で上映されていたのですが、時間の都合で観られなかったので。
なんか、よさそうなポスターだったんですけど。ご覧になった方がいらっしゃったら、感想をお聞かせ頂けると嬉しいです。よろしくお願いします~。
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by pannie | 2005-05-17 01:00 | 映画 (韓国)
b0031606_0191013.jpgようやく観ました~~。(≧▽≦)

交通事故で部分的に記憶を失ってしまったジンス(イ・ジョンジェ)。
どうしても思い出せない好きな人を思い出すために、学生時代の記憶をたぐりよせます。
ひょんなキッカケで再会した女友達ヨニ(チョン・ジニョン)にその事を話すと、ヨニはジンスの記憶が戻るよう、思い出した事を知らせてくれるようになります。また、ジンスも気になる事柄や友人の事をヨニに尋ね、二人は頻繁に連絡を取り合って会う時間が増えてきます。
しだいにジンスはヨニに惹かれていきますが・・・。

うん。うんうん。そうそう。私は、こーいう映画が好きなのよ。
こういうジョンジェ氏を見たかったのよ。
改めて、やっぱりジョンジェが一番いい!! いや~~。イイ!

やわらかい空気感が心地良い、肌触りの良い白い綿シャツみたいなお話です。
ほんと、ホンワカします。

ただ、ヨニ役のチョン・ジニョンちゃんが物足りなかった様な気がしました。
声が違うんだなぁ。透明感のある声を持った女優さんにして欲しかったナ。
彼女が悪いわけではなくて、映画の雰囲気と私が抱いていたイメージが合わなかっただけなんですけどね。

これを観るまでに何度もクリック☆クリックしていたジョンジェ氏のインタビューです~。
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by pannie | 2005-05-16 00:18 | 映画 イ・ジョンジェ

ロボコン

赤くて丸くて、腕をグルグル回す、あのがんばれロボコンではありません。^^

年に1回か2回、教育テレビとかで放送している「ロボットコンテスト」ってご覧になった事ありませんか?
工業系の学校のクラブ活動なんかで、ロボットを作って競技する、アレです。
毎年競技が変わって、その競技に必要な技術を備えたロボットを考案し、自分達で作って競い合うわけです。
実は、密かに、たま~に見てます。結構面白いんですもん。機械が好きな男の子は見てるんじゃないでしょうか?

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その「ロボコン」で優勝を目指して頑張る、落ちこぼれ四人組のサクセスストーリーです。
ずっと前になんかの予告で見て以来、気になって仕方が無かった。
メンバーが豪華なもので・・。
小栗旬君だし。長澤まさみちゃん、伊藤敦史、塚本高史!
ほんで、鈴木一真にうじきつよし、荒川らら、ゲストに吉田日出子。
豪華でしょっ!?

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」系統が好きな人なら、きっと好きですよ。
なんか、ロボコンなんて結構地味っぽい・・って思っていたら大間違いですわ。
機械音痴のアタシからすればアナタ。
ネジみたいなんの部品からサイズ測って手作りされたりしたもんだから、そりゃービックリでしたよ!
最後の技なんか、もうドキドキしっぱなしで。
思わず「ウォッ!!」って声が出ちゃいましたから。
小さくガッツポースまで(笑)

コンテスト出場の為のメカを作る合宿のシーンがあるんですが、これが笑えた笑えた。
笑い上戸なんで、ケラケラ笑ってしまいました。
青春やなぁ~~~~~。

注:笑いのツボは人それぞれなんで、あまりココに期待しないでね。

元気になりたい時にオススメ!
元気になりたくなくても、いつか観て頂戴!
あなたにも、こんな時代があったんだよ。
私にも、あった・・と思う。
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by pannie | 2005-05-05 14:06 | 映画 (日本)
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公開当初、公式HPを見て 絶対に観たいと思っていた作品です。
レンタルが始まって以来、1本しか置いてくれていないから、早い者勝ち状態で中々借りられなかったのですが、よ~~~っやく借りられました。
色んな人の感想で共通している言葉が「重い」。あと、「痛い」。・・ど・・・どんだけ重いんやろう・・? かなり覚悟の上で観ました。

なるほど。 なるほどねぇ。 確かに、始まって3分の1あたりまで来たところで、「これは、最後まで見ることが出来るか!?」自問してしまいました。
うわ、消そうか・・消そうか? そう思いながら、何とか止めてしまいたくなるのシーンをクリアして、最後にたどり着いた時に感じたのは 「へぇ~。よかったやん・・。」 ホンワリとした安らかな気持ちでした。 「よかった」とは、作品の出来栄えがという事ではなくて、主人公二人に対して「いろいろあったけど、よかったねぇ・・」という気持ちです。
「よかった」が適切な言葉ではないけど、思わずこの言葉を掛けたくなるエンディングでした。

ひき逃げで清掃員の男性を殺してしまった罪で服役していたホン・ジョンドゥ(ソル・ギョング)。
ジョンドゥは大人の体をした子供。大人の常識の中で生きていないタイプ。定職に就けず、言動には落ち着きが無く、周囲の空気を読めない、自分の立場を把握できない・・家族にとっては厄介者。
そんなジョンドゥは、事故の被害者遺族がどうしているのかが気になって、手土産を持って挨拶に行く。
ちょうどその日に、遺族である息子夫婦が引っ越すところだった。引越しの様子を見ていたジョンドゥは、息子が重度脳性麻痺の妹コンジュ(ムン・ソリ)を連れて行かない事を知り「なんで不自由な妹を置いていくのか?」と尋ねたが、父を殺された相手にいちいち細かい説明などするわけが無い。さっさと帰ってくれとあしらわれてしまう。
どうしても妹の事が気になって仕方が無いジョンドゥは、彼女が残って一人で生活しているアパートに通うのだった。ややストーカー気味に・・。

と、まぁこれが二人が出会うまでの経緯。この後はネタバレ満載で書かせていただきます。若干長くなりますので、ご了承下さいね。

ジョンドゥは世間で言われる「ヘンなヤツ」「おかしなヤツ」なのだけれど、大人の常識にハマらないというのは必ずしも愚かというわけではないのだな。
重度脳性麻痺の人の症状は、一見すると知能や感情が無いように取られる面があると思う。
自分の胸に手を当てて考えてみて欲しいのだけれど、「何を考えているのか、喋ることができるのか、こちらの言うことがわかるのか」と思ったことがありませんか?
絶対にあると思う。私も、そうでした。実際に接するまで判っていませんでした。
で、どうしていいかわからず、見て見ぬふりをしたり、気がつかないふりをしたり、ついついジロジロ見てしまったり・・なんて愚かなんでしょう。
ところが、ジョンドゥは余計な知識とか勘ぐりが出来ない分、物事の捉え方が大変ストレート。
「お前、喋れないのか?」なんて、平気で声をかけちゃいますね。
『家族は世話をするのが大変なんだろうなぁ・・・』なんて事を微塵も思わないから「なんで妹を置いていくんだ」と、当たり前に言葉に出来る。
別に責めてるんじゃなくて、単純に疑問だから。
で、置いて行かれた彼女が気になるし、可愛いと思ったから花を届ける。
家に入れる方法がわかったから、入っちゃう。・・・とても純粋なんですよねぇ。
行動そのものは怪しいの一言ですけどね。
で、その純粋さと怪しさが悪い面に出てしまって欲求が抑えきれなくなり、危くコンジュをレイプしそうにる。
・・・ここ。ここで、ワタシは見るの止める。と思いました。
ジョンドゥ、結局そこに行くのかっ!!・・・ムカムカして、吐き気までしてきて。
なんっちゅー映画か・・・と。なんで、これがそんなに絶賛されるワケ??・・・と。
でも、なんとか我慢して観てると、レイプはコンジュが気を失った瞬間にジョンドゥが我に返り未遂に。
お陰で私も「止めたい」危機を乗り越えましたが・・。コンジュの苦悩する様子が辛かった・・><

しかし、吐き気ムカムカシーンはコレだけに留まらず、続いて隣人夫婦の下品な行動に、ワタクシ激怒!!!!
コンジュが流した一筋の涙、凄く痛かった><
もう、あんな大人、最低っ!!! なんなんだ。あの愚かさで、何が「健常者」か。
あ~~。もう、よほど止めようかと思ったけれど、コンジュがその後どうするのかを観たくて、止めることはしませんでした。またまた危機を乗り越え。
そして、そのままジョンドゥがコンジュと恋に落ちていく様子を見守ることができました。

ジョンドゥは邪心が無く、見返りを求めることも無く、本当にただ純粋にコンジュと一緒にいる時間を楽しみます。
家の中だけだと退屈だろうからと外に連れ出し、美味しいものを食べたいだろうからとレストランに入り、友達だからと母親の誕生日パーティに連れて行きます。
レストランではコンジュの様子を見た店員が「昼の営業は終わった」と見え見えのウソで二人を追い出しました。
コンジュの兄夫婦は、コンジュに古いアパートで一人暮らしさせておきながら、一緒に暮らしていると偽装して家賃補助がある障害者用住宅に入居し快適に暮らしていました。
この二つは、世間の障害者への偏見や蔑視などを伝えようとしていますが、かなり軽めの表現だったと思いました。隣人夫婦の方が私は辛かった。
悲しい話ですが、お店で冷たい視線を向けられるとか、出るように言われるとかは日本でも未だに普通にある事実だと思うし、家族のずるい行動も、大変残念ですが現実にある話だろうし・・。
ウチの娘の場合も、「困ります」ってな事を言われたことはあります。けれど、そこで私がきちんと娘の状態を説明してお詫びすれば、100パーセント「そうでしたか。判らなくてごめんなさいね」と言ってくれるものなんですよね。
ジョンドゥも、ちゃんと話す事が出来れば・・もしかしたら、楽しいランチタイムを過ごせたのではないかな・・なんて思ってしまうのですが。
それはお国柄もありますし、決め付けた言い方は出来ないですね・・。

あと、家族だけの集まりである母親の誕生パーティに、事故の被害者家族を連れて来たジョンドゥに、兄と弟は苛立ちをぶつけます。
これは、ジョンドゥが、実は兄の罪を被って服役していた事実があったからでした。
ジョンドゥの兄は自分への当て付けでコンジュを連れて来たんだと思い込み、弟も今更蒸し返すなとジョンドゥを責めます。
けど、ジョンドゥにしてみれば、ただ大好きで大切な友達だから連れて来ただけの事。
ジョンドゥと兄弟の気持ちが通じ合うわけがありません。
兄を責めようなんて、純粋なジョンドゥには考えもよらない事なのに、兄弟はそのことにすら気がつかない。
ジョンドゥをちゃんと真っ直ぐに見てあげないから、そんな事もわからないんですね。
しかも、身代わりに服役してもらっておいて、その言い草は無いやろ!?兄っ!!!(怒) 
情けない家族じゃ。
ただ、そんな中でも弟だけはちょっと違ってました。
弟は、二人の兄を分け隔てなく愛していたようです。

コンジュを家に送り届け、帰ろうとするジョンドゥに「帰らないで、一緒に寝よう」と言ったコンジュ。
ジョンドゥは戸惑いましたが、コンジュの望み通りにします。
コンジュはとても幸せだったのに、間が悪く尋ねてきた兄夫婦に見つかって大事件に発展。
頭からコンジュを可愛そうな被害者と決め付ける周囲の人間達。
一切言い訳せず、手錠をかけられてしまったジョンドゥ。
『違う違う、私の望み通りのことだった・・』 と事実を伝えたくても、硬直して何も伝えられないコンジュ。
コンジュは、勝手に決め付けて何も判ろうとしない、聞こうともしてくれない周囲が歯がゆくて悲しくて苦しみます。
苦しみの果てに、そこら中に自分から激突して出来る限りの感情をぶつけます。
兄夫婦は、コンジュがショックでパニック症状を起こしたと思い込んでるものだから、何かを伝えようとしてるだなんて思い浮かぶわけも無く・・。
これは、このシーンは本当に胸を突かれる苦しいものでした。
せめてコンジュが普段通りに話すことが出来たなら・・。いや、そうじゃなく。コンジュの兄よ。
あなたは長い間、コンジュの何を見ていたのか!? 人の行動には、必ず「意味」があるわけです。
コンジュは、伝えたいことがあったから暴れたのに。
ただのパニックとしか捉えられない兄は情けないとしか言いようが無いっ。

事件を(本当は事件じゃないのに)示談で済ませようとするコンジュの兄とジョンドゥの兄弟が話していた時に、ジョンドゥの弟がコンジュの兄に言った一言。
「妹に、なんでこうなったか聞いてみたのか?」
とても印象に残った言葉です。そう。ちゃんと本人に耳と心を向けてあげて欲しい! 
アタクシは、このジョンドゥの弟を気に入っております。兄はジョンドゥに着せられた罪に一点の疑問も持たなかったけれど、弟は違ったんです。
だから、コンジュの兄にあの言葉を投げかけたんです。

普段からジョンドゥ兄弟も、コンジュの兄妹も、沢山沢山話しをしていれば、みんなは事件と決め付けなかったかもしれない。
コンジュが重度脳性麻痺だから、あれも出来ない、こんなこと出来るわけない、恋なんてありっこない・・。挙動不審のジョンドゥだから、何をやらかしてもおかしくない。
この人たちは全てを勝手に決め付けていて、自分たちが「世話してやってる」優越感に埋もれて接していたのだろうな。
そんな家族と暮らしていたって、コンジュも幸せじゃないよねぇ。コンジュは、自らの意思で兄夫婦の引越しについて行かなかったのかなぁ・・。
話がそれたけれど、結局二人は引き裂かれてしまった。

そして、ジョンドゥは再び刑務所へ。・・ここで、場面のトーンが一転します。明るい日差しが差し込むコンジュのアパート。
以前と変わらず、古いアパートで一人暮らしをするコンジュ。彼女の元にはジョンドゥからの手紙が届けられていました。それがとっても真っ直ぐで素敵な文面なのです。
このシーン、とっても可愛いのですよ。コンジュがせっせと部屋を掃除していて、音楽も希望のある明るいメロディで。掃除するコンジュがすんごくカワイイんです!!
この姿で初めてポロリときてしまいました。懸命に生きてるコンジュがギュッと凝縮されて、キラキラして観えました。
とにかく手紙はちゃんと届けてもらえるようになったんだなぁ、よかったねぇ、って思いました。
その後の二人がどうなるか、それぞれで思い描いてね。って感じのラストです。
このラストで、それまでの全てが救われた気持ちになった。 刑務所へ入ったわけだから、良かったと言えるわけないのだけれど。でも、なぜだかとにかくホンワリとした気持ちで思わず「よかったやん~~」と。

二人がデートする場面では、時々コンジュが健常者に戻っている夢想シーンが盛り込まれていました。これ、最初のうちは『私が普通の女の子だったらなぁ』ってコンジュが想像しているんだと思っていました。でも、もしかしたら違うのかもしれない。
ジョンドゥには、コンジュが普通の女の子と何ら変わりない姿に見えていて、二人はごく当たり前にデートしていたって事なんじゃないだろうか・・。
そう考えると、映画のポスターの二人が穏やかで安らかな表情をしている意味が判った様な気がしました。 ポスターの二人は、劇中の姿と全然違います。 だけど、二人に見えていたのはポスターの姿だったんですね~。きっと!

以上、ネタバレ終了。

コンジュを演じたムン・ソリ。いや~~。もう、圧巻の中の圧巻!!(表現がヘンなのは十分承知の上です、ハイ) いやぁ。もう、凄いです。
彼女のインタビューが結構長く収録されています。是非是非、このインタビューを観て欲しい!!彼女の言葉を聞いて下さい。
私、本編ではホロリとしたものの、涙は出なかったんです。でも、このインタビュー中の言葉で涙が止まらなくなってしまいました。
重くて痛い映画は苦手だという方には、まず彼女のインタビューを観てから本編を見るかどうか決めて頂きたい。すばらしい女優さんです。

やたらと長くなってしまった文章を、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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by pannie | 2005-05-03 22:52 | 映画 (韓国)