輪舞曲(ロンド) 【3】
2006年 01月 30日
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大いにネタバレしております。
ビデオに録って、まだ観ていないという方は、お読みになるのをお控え頂く方が
よろしいかと思います。 m(_ _)m
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うーーー・・・・っ。 辛かったっ。
絶対、撃たれると思った・・・・・。小林印刷のお父さん(平田満)。
伊崎(石橋凌)も琢己(竹野内豊)も、もっと注意しなアカンやんかっ!!
警察内部にモグラがいるらしいと察知していながら、あんな形で正面から小林を出させたら危険やん・・・・><
詰めが甘いっ!!!(激怒)
それにしても、警察のモグラは誰?
現場にいたらしき場面があったけど、小林印刷を包囲してる車に乗っていたってことは、小林が射殺された時には伊崎と一緒にいなければ怪しまれるわけで、自分で撃つことは出来なかったはず。
それとも、あんだけ捜査員がいると、1人くらい外れてても判んないのか?
一発で確実に仕事をこなすあたりは、超一級の腕前でしょう?
常に、殺し屋が警察の周りを付いて回ってるんだろうか・・・・・。
つい、興奮してしまった・・・・イカン。
放送の冒頭で、シェンクーのモグラ探しの網に引っかかった組員が、他の主要組員の目の前で射殺(モグラ退治)された。
この辺、もっと鬼気迫るものがあるのかと予想していたけど、案外アッサリと見つかってしまった印象。
シェンクーの息がかかった刑事が、組員と刑事が接触している所を写真に録って宋(橋爪功)に送っていた。
組員と接触して写真に写ってるのと、写真をとったの。シェンクーの息がかかった刑事は、二人?
それとも、写真に写ってる刑事は偶然組員と接触しただけだったのかな?・・・ん?ワカラン。
にしても、モグラ探しに躍起になっているシェンクーの網にショウがまだ引っ掛からずにいられるってのは、ショウの腕も良いのだろうが・・超強運の持ち主としか思えない。
琢己は、目の前でドキュンと組員が殺された後、自分の身の危険を強く感じていた。
夜、電話ではなくPCのチャットで伊崎に危険を訴えるも、伊崎は逆に今がチャンスと シェンクーのデータを盗む様琢己に命じる。
「俺は道具か・・」と一旦は伊崎を責めた琢己。
けど、4年前に自分の前任の潜入捜査官が手に入れたシェンクービルの地下見取り図データを見せられて、自分の任務を遂行すべく行動を起こした。
前任捜査官がどうなったのか、尋ねようとして止めた琢己。
・・・そうね。聞く必要ない。殺されるかもしれないなんてこと、モグラになった時から承知していたはず。何もかも承知の上で、覚悟して全てを捨てて現在の自分になったのだから頑張るしかない。
宋のPCから、これまた携帯メール送信・削除と同様の見事な技術でデータを8割がた盗み取った琢己。
そのデータには、小林印刷の電話番号が。
この、小林印刷の電話番号に気がついた琢己、凄い。
偶然、ユナ(チェ・ジウ)の店の開店を宣伝するチラシを印刷してあげたのが小林。
ユナからそのチラシを貰ってちょっと見ていただけで、データ上に逆から並べられてある番号を見て「もしかして・・」とピンと来るあたり、さすがプロ。
けど、気がついてしまった琢己は何とも言えない複雑な思いに襲われて。
少し前に、偶然出合った小林とその息子。
知的な障害を持つ息子を心から愛し大切にしていて、他人に対しても思いやりがある様に見えた小林が、シェンクーの手先となり働いている事実を信じられない琢己。
手先となっているとしても、小林が悪人だと思えない。
琢己自身の父への思いも重なって・・・自分で小林の気持ちを確かめたかったのだろうな。
小林印刷を包囲し、今にも逮捕に向かおうとする伊崎に「5分だけ逮捕を待って」と強引に時間を引き延ばし、琢己は小林に自主をすすめる・・・・。
一瞬自殺を考えた小林が、琢己に息子のために生きるように諭される。
「息子のために、息子より1日だけでも長く生きたい」・・・そんな思いから、自首を決意した小林だったのに・・・。
あ~。撃たれるな。・・・ここで、こう予測した人、多いでしょうね。
「命は、他の命を食う」・・・・悪魔じゃ、風間隆一郎め。
小林が死んだのは自分のせいだと己を責めて一人でいた琢己。
そこへ、小林の死を知ったユナも偶然やって来る。
言葉が通じないユナに、誰にも話せないやりきれない空しさを吐露する琢己。
二人とも、お互いが何を言ってるかを理解することは出来ないけれど、琢己の声がユナに確実に届いている。
具体的には判らなくても、琢己が苦しんでいる・・・悲しんでいる。
心が、助けて欲しいと叫んでいる。
座り込んでしまった琢己の頬を、ユナが優しく包むようにそっと抱く。
ふっと、琢己の涙を堪えて張り詰めていた表情が緩む・・・けど、泣き崩れはしない。
どちらかと言うと、ホッっと安心した表情になったように見えた。
ほんの少しだけだけど、自分の弱さを見せられる人にようやくめぐり合えた安心感。
ユナが、また琢己に近付いた瞬間。 とっても綺麗な場面でした。
竹野内豊に感情移入・・・泣けてしまったワ。
ところで・・・・
実は、色々と突っ込みたいところがある!!
・・・けど、やめとこー。
やめとこ、やめとこーーー。
純粋に、今は楽しもう。
けど、一個だけ!!
ジャスは、先週琢己が「しばらく預かって」ってユナ達に渡したのではなかったか???
ユニの入院があるから、また琢己のトコに帰っていたのか?
アタシ、先週のん何回も見直したけど、そんな経緯なかったよ・・。
ついでに、もう1コ。
キム・ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)の出番、少なっ!
来週は、とうとうユナがキムにショウの事を知らされるのかな。
鼻っ柱の強いユナ。キムが何を言おうと、自分が見て知ってる事実だけを信じていられそうだけど。
琢己とユナの距離がググッと縮まりそうだし、どうかユナよ、琢己を守ってあげて下さい。
離れないでいてあげて欲しい。
ユナのセリフに、「ショウに助けられている」って言葉が時々出てくるけど、救われているのはショウ・・琢己の方だ。
「チャメ」の料理、食べてみたいわ~~~。
味見のシーン、すごく良かった。
音楽も素敵だし、和らいだ表情の竹野内豊とチェ・ジウと・・やっぱし、岡本麗がいい。(笑)
ついでに、前回までの沢山のレビューを読んで一言。
みなさん。竹野内豊さんは、竹野内でございますよ。
「竹之内」でも、「竹ノ内」でも、「武ノ内」でもございません。
小さいことなんですが・・気になるの。許して。
by pannie
| 2006-01-30 13:43
| 輪舞曲