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とことんマイペースに気ままに、観たものや読んだものの感想を残しておく場所


by pannie
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ベルベット・レイン

香港の裏の世界で生きる二人の男の友情がメインテーマ。
常に死と隣り合わせで、いつ殺されても、また誰かを殺しても、何も不思議ではない、そういう世界が日常の男達。
殺せば手柄になり、上に上がれる。
血なまぐさい世界に生きていながら、常に安らぎを求め、硬い信頼と絆を求め続ける二人。
家族を持ち、当たり前のシアワセを手に入れたかのように見えるけど、実はそれにも裏があり・・

アンディ・ラウとジャッキー・チュンが大人の二人組みで、ショーン・ユーと愛しのエディソン・チャンが若者の二人組み。
4人の生きている時間が交互に映し出され交錯し、ある時点でピッチリと全てがはまり込む。
生き方には全く共感できないものの、そこにしか生きられなかった彼らの憂いが画面全面に溢れ出ていて、「強い裏社会」ではなく「儚く悲しい裏社会」に見えてしまった。

この4人の関係にどこで気がつくかで、その後の展開の見方が変わると思うのだけど、私は序盤に予測を立ててしまって、それが当たったのに気がついたのも早かったので、「やっぱり。」・・・「やっぱりね」 って目線の、落ち着きモードで最後まで見守らせて頂いた。
単純に、素直に面白かった。

わざわざ「インファナル・アフェア再び!」みたいな宣伝する必要無いのに~・・と思った。
だって、全然違うモノやもん。

男達は、みんなビックリするくらいカッコイイ!!
ジャッキー・チュン、男前ではないけど、男臭さがカッコイイ。
愛しのエヂなんか、もう・・どの場面もカッコイイ。顔が好き、顔が!!!
ショーン・ユーもね、憂いに溢れた瞳と強情そうな表情が非情に良かった。


でもでも、誰がどうだろうとエヂがどんだけキュートだろうと・・。
やーーーっつぱし。 アンディのカッコ良さには敵わんでしょっ!!

なんつーか・・。
上品な裏の男でしたよ。甘い。すごく甘いのに、渋いしカッコイイ。
大人の男の嫌味ゼロな色気。男気。優しさ・・。
雰囲気全部が、完璧でした。参りました。



でも、アタシはトニさんファン。
これにトニさんが出なかったのは、なんででしょう~~~?






覚えたいのでメモしとこう。どうしても、覚えられない。。

張學友(ジャッキー・チュン)
劉徳華(アンディー・ラウ)
余文樂(ショーン・ユー)
陳冠希(エディソン・チャン)
by pannie | 2007-10-04 00:00 | 映画 (香港・中国)